公明党の肝炎対策プロジェクトチーム(赤松正雄座長=衆院議員、大口善徳副座長)は5月20日、衆院第1議員会館で会合を開き、肝炎対策の現状と課題について議論しました。
肝炎対策については、昨年11月に与党PTがまとめた対策案を基に、今年4月からインターフェロン治療費の助成制度が始まっています。インターフェロンは肝炎ウイルスの除去や増殖の抑制に効果があるとされていますが、厚生労働省の担当者によると「インターフェロンは副作用が強い薬のため、計画性をもって患者と医師が協力して治療に取り組むことが重要だ」ということです。
赤松座長は、副作用の影響で仕事を退職した患者の声などを紹介し、「新たな治療法の研究を進めるべき」として、治療に専念できる体制の必要性を強調しました。