大口よしの活動記録

アクション 日々の活動から

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2009年9月24日

乳幼児の生命を守れ―静岡県立こども病院・小児集中治療センターを視察!

9月24日、大口善徳議員(党静岡県本部代表)は、浜四津敏子代表代行、坂口力副代表(元厚生労働大臣)らとともに静岡市葵区の静岡県立こども病院を訪ね、小児集中治療(PICU)センターの運用状況などを視察しました。
これには渡辺孝男参議院議員(前厚生労働副大臣)、古屋範子衆議院議員、馬居喜代子、山本彰彦、岩崎良浩、井上智仁の各静岡市議が同行しました。
同センターは、重症の病気やけがで治療に一刻を争う乳幼児を救うため2007年6月に開設され、静岡県内全域を診療範囲として、24時間365日の体制で救急患者を受け入れています。
一行はまず、吉田隆寛院長の案内で同センターの屋上へリポートを視察。夜間も着陸可能で、静岡県内ならどこからでも、離陸時より約20分で搬送が可能。「他県から要請があってもすべて受け入れている」とのこと。
続いて一行はPICUセンターへ。同センターは病床数は12床。専従医師13人、看護師32人で構成されています。2008年の診療実績によると、患者数は488人。そのうち、ドクターヘリによる搬送が81人、ドクターカーが48人となっています。
意見交換会の席上、病院側からは愛知県で池に転落した心肺停止の3歳児が、ドクターヘリで同センターに搬送され救命できた事例などが報告されました。
さらに、PICUが全国に4ヶ所と整備が遅れている点や、日本では小児救急医療の専門家を養成するシステムがないこと、小児集中治療が診療報酬の加算の対象にならない点などを病院側は訴えました。
病院側はこうした点の改善を求めるとともに、日本の1歳から4歳児の死亡率が先進国中、米国に次いでワースト2位という実態を踏まえ、PICUのさらなる整備の必要性を訴えました。
坂口副代表は、スタッフの活動をねぎらった上で、「幼い命を守るためにも、専門家をもっと育成し、少しでも多くの地域にPICUを増やしていきたい」と述べました。

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