2010年10月22日

取り調べ「可視化」必要―衆議院法務委員会で大口議員が質問―検察の信頼回復訴え

１０月２２日の衆議院法務委員会での大口よしのり議員は、厚生労働省元局長の無罪が確定した郵便不正事件に絡む、大阪地検特捜部の検事による証拠改ざん事件に関して質問しました。
大口議員は、郵便不正事件をめぐる裁判で、大阪地裁が検察側の供述調書の信用性を否定する判決を下した事実を厳しく糾弾。また、検事による証拠改ざんについても、「とんでもないことだ。捜査方法を根本的に変えていかなければならない」と指摘し、失墜した信頼の回復に向け、取り調べの可視化などの改善策を講じるよう求めました。
これに対し、柳田稔法務大臣は、「全面可視化の検討を進めている」と述べ、前向きに取り組む考えを強調しました。