2011年8月9日

国会で原発事故調査へ―公明など３野党が機関設置２法案を提出

公明党は８月９日、東京電力福島原子力発電所事故の調査機関を設置するための二つの法案（国会法改正案、同事故調査委員会法案）を、自民、たちあがれ日本の野党３党共同で衆議院に提出しました。公明党からは同事故調査委員会の国会設置を検討するプロジェクトチームの遠藤乙彦座長と大口よしのり事務局長（ともに衆議院議員）が参加しました。
この二つの法案は、①専門家からなる事故調査委が原因などについて調査し、報告書を国会に提出、②報告書を受け、衆参国会議員で構成する両院合同特別調査会が調査する――という２段階式で調査を進めることを定めています。
法案提出後、遠藤座長は、「１０日の衆議院議員運営委員会理事会で、委員長提案として今国会中の成立を求めていく」と述べました。