_11月11日の衆議院国家安全保障特別委員会で大口よしのり議員は、特定秘密保護法案の運用について、「他国で情報が公になれば、わが国でもすぐに特定秘密の指定を解除する必要がある」と指摘。秘密とされた戦闘機の操縦席が米国で撮影可能になりながら、日本では撮影制限があった事例に言及し、「適切な運用がなされるよう、どう不断のチェックをするのか。また、可能な限り情報を公開すべき」と主張しました。
森雅子内閣府特命担当大臣は、「解除について、具体的に有識者の意見を反映させた基準を定める」と応じました。
大口議員は政府による特定秘密の恣意的な運用を防ぐための有識者会議について、「特定秘密の指定、更新、解除などの状況について報告を受け、意見するのか」とただしました。
内閣官房の鈴木良之審議官は「運用状況の定期的な公表を検討している。有識者会議に報告し、意見を伺い、運用基準見直しなどの参考にする」と答弁しました。