大口よしのり議員が座長を務める「特定秘密保護法のフォローアップに関するプロジェクトチーム」は12月18日、衆議院第2議員会館で初会合を開催しました。
大口座長は席上、特定秘密に関する指定と解除や取扱者の適正評価について、「国会によるチェックを十分にする必要がある」と強調。米国議会における特定秘密保護に関する制度などを参考に、党PTとして検討していく考えを示しました。
さらに、今後、内閣府に設置される第三者機関についても、中身を十分に精査した上で、「民主的なチェックが機能するように取り組む」としました。
会合では、永野秀雄・法政大学教授から、米国の連邦議会と第三者組織による国家機密などのチェックについてヒアリングを行いました。
永野教授はこの中で、米国では国益を守るための諜報活動や秘密保護の重要性が、「連邦議会の議員だけでなく国民全体に共有されている」と紹介。日本でも同様の認識を広げていく必要性を指摘しました。