2015年7月8日

ブラック企業対策―東京労働局を視察

党厚生労働部会（部会長＝古屋範子衆議院議員）と党学生局（局長＝中野洋昌衆議院議員）は７月８日、いわゆるブラック企業対策の現状と今後の対策を探るため東京都千代田区にある東京労働局を訪れ、西岸正人局長らと意見交換をしました。これには厚生労働部会の一員である大口よしのり国会対策委員長も同行しました。
厚生労働省は本年５月から、違法な長時間労働を繰り返す企業に対し、書類送検に至る前の是正勧告の段階で企業名を公表する取り組みをはじめています。

対象は複数の都道府県に事業所がある大企業で、過重労働が労働者の相当数に認められ、それが複数の事業所に及んでいれば、都道府県労働局長が経営トップを呼び出して指導し、その事実を公表することにしています。

このほか東京労働局では、大学などでの労働法令に関する講義にも力を入れていく方針を掲げています。

視察団は、東京労働局の管轄が約５２万事業所にも上ることから、監督指導体制について質問をし、意見交換をしました。