2016年3月28日

党政治改革本部―「重く受け止める」―衆議院選挙制度の議長見解に

公明党政治改革本部（本部長＝北側一雄副代表）は３月２５日午前、衆議院第２議員会館で会合を開き、衆議院選挙制度改革について、大島理森衆院議長が２３日に文書で示した見解をめぐる対応を協議しました。これには同本部の副本部長である大口よしのり国会対策委員長も出席しました。

会合では、「議長の思いを重く受け止める」との方針を確認し、２８日に北側本部長と井上義久幹事長が大島議長に報告することになっています。

大島議長が「思い」として示した見解では、小選挙区の「１票の格差」を是正するために、都道府県への議席配分に「アダムズ方式」を導入。１０年ごとの大規模国勢調査に基づいて見直しを行い、定数削減については小選挙区６、比例区４を「透明性のある方法で」実施するなどとしています。

会合後、北側本部長は記者団に対し、「今国会で衆院選挙制度改革を前に進めることが肝要だ。それに向け議長も努力しており、調整を見守りたい」と述べました。