2016年4月26日

日本司法書士政治連盟の定時総会で大口議員が講演―４月８日の成年後見制度利用促進法成立を記念して

４月２３日午前、都内で日本司法書士政治連盟（田嶋規由会長）の第４６回定時大会が開催され、大口よしのり議員（公明党成年後見制度促進プロジェクトチーム座長・国会対策委員長）が、「成年後見制度利用促進関連二法」の４月８日成立を記念して、講演を行いました。

平成２２年１２月２２日、大口よしのり座長は、高木美智代事務局長とともに公明党のプロジェクトチームを立ち上げ、平成２４年７月、成年後見制度利用促進法案の骨子を取りまとめ、平成２７年６月２５日、大口よしのり座長が、自民党のプロジェクトチームに法案を説明して大筋で合意し、共産党や社民党は反対しましたが、他の野党の協力を得て、今国会のタイトなスケジュールの中で法律を成立させるまでの経緯を語りました。

さらに、この法律の意義について、内閣府に内閣総理大臣を会長とする関係閣僚会議と利用者本位の視点に立った有識者委員会を設置し、スタートして１６年経過した成年後見制度について、障害者権利条約第１２条の趣旨に鑑み利用者の自己決定権を最大限尊重するよう検討し、２００超の権利制限・欠格条項を撤廃し、法的根拠のない医療行為の同意問題を広く議論し、適切な研修を受けた市民後見人等を育成し、家庭裁判所も含めた官と民との支援ネットワークを構築し、不正防止のため成年後見人の監督の強化をするなどの内容を説明しました。