2016年7月23日

ストーカー規制法―ＳＮＳ追加急げ―大口議員がラジオで党の改正案を紹介

公明党が２０１４年、他党に先駆けてインターネット交流サイト（ＳＮＳ）への執拗な書き込みも「つきまとい等」とするストーカー規制法改正案を取りまとめていることを受け、大口よしのり党ストーカー規制法改正検討プロジェクトチーム座長は７月２１日、文化放送の「くにまるジャパン」の取材に応じ、公明党の改正案について見解を述べました。

番組の担当者は、５月に東京・小金井市で発生した女子大学生の刺傷事件の発端が、ツイッターなどのＳＮＳへの執拗な書き込みだったとし、ＳＮＳを規制対象とした法整備を急ぐ必要性を指摘。その上で、一貫して公明党がリードして取りまとめた改正案があることにふれ、与党合意を得て秋の臨時国会に提出し成立を目指していることを紹介しました。

大口よしのり議員は、公明党の案について、これまでの「メール」に加えてＳＮＳ上で執拗にメッセージ送信を繰り返す行為の規制などが柱であるとし、「ＳＮＳのメッセージやブログなどのコメントも対象となる」こと、さらに、警察などが迅速に対応できるように、加害者に対する警察の警告を経ずに、禁止命令を出せるようにすること等を盛り込んだと説明しました。