公明党の医療制度委員会(委員長=桝屋敬悟衆議院議員)などは10月12日、衆議院第2議員会館で京都大学大学院医学研究科の本庶佑客員教授から、患者の免疫力でがんを治療する「免疫療法」について講演を聴きました。これには、大口よしのり国会対策委員長も出席しました。
本庶氏は、免疫細胞の働きを抑える分子を制御し、ブレーキが利かないようにする「PD-1抗体療法」が、自身の研究を基に開発された経緯に言及。「効果が長く持続し、副作用も自覚的に軽減」など、同療法の特徴を説明しました。また、日本の免疫療法の研究が米国などに後れを取っているとし、支援を訴えました。