児童虐待 再発防ぐ体制万全に―大口、浮島副大臣―女児死亡巡り千葉で聴取
大口善徳厚生労働副大臣と浮島智子文部科学副大臣は2月8日、千葉県野田市役所を訪れ、同市で起きた女児の虐待死事件について、鈴木有市長や佐藤裕教育長らから聴取しました。
冒頭、大口副大臣は、「状況を正確に把握し検証する。このような事態が二度と発生しないよう万全の体制を敷いていく」と強調。浮島副大臣とともに、児童相談所と学校の連携の状況などについて、時系列での詳細な説明を受けました。
関係者からの聴取後、大口副大臣は記者団に対して、一つ一つの虐待の兆候を見逃さないよう関係機関の連携を強化し、「積極的に解明、調査をしていくことが大事だ」と述べました。浮島副大臣は、市に対し、児童の心のケアなどを求めたとし、聴取内容を同13日に初会合を開く再発防止に向けた省内の特別チームでの議論に生かす考えを示しました。
(公明新聞 2019年2月9日付より転載)