2019年2月23日

円滑な臓器提供へ体制強化を訴え―大口副大臣に医師ら

円滑な臓器提供へ体制強化を訴え―大口副大臣に医師ら

大口善徳厚生労働副大臣は２月２２日、厚生労働省で、聖マリア病院の島弘志病院長から、脳死の際の速やかな臓器提供へ、あっせん機関である日本臓器移植ネットワーク（ＪＯＴ）の機能強化を求める要請を受けました。公明党の秋野公造参議院議員が同席しました。

島病院長は、臓器提供に向けた検査の際、ＪＯＴから再検査を求める指示が相次ぎ、円滑な臓器提供に支障を来しているとして、「検査結果を待つ遺族の負担も増す」と指摘。改善へＪＯＴの専門性を高めるよう訴えました。大口副大臣は、「改善を図りたい」と応じました。



（公明新聞　２０１９年２月２３日付より転載）