2019年3月28日

医師の働き方改革を提言―大口副大臣に党部会など―健康確保措置実施へ　法的仕組みの整備訴え

医師の働き方改革を提言―大口副大臣に党部会など―健康確保措置実施へ　法的仕組みの整備訴え

公明党の厚生労働部会（部会長＝高木美智代衆議院議員）と医療制度委員会（委員長＝桝屋敬悟衆議院議員）は３月２７日、厚生労働省で、医師の働き方改革に関し、健康確保措置の着実な実施などを求める提言を大口善徳厚生労働副大臣に提出しました。大口副大臣は、「しっかりと受け止め対応していく」と応じました。高木部会長と桝屋委員長のほか秋野公造参議院議員、太田昌孝衆議院議員が同席しました。

席上、高木部会長らは、長時間労働になりがちな医師の働き方を踏まえ、「健康確保策はしっかり取り組むべき」と強調。提言では、連続勤務時間の制限や勤務間インターバルの義務付けなど健康確保措置の着実な実施へ「法的な仕組みの整備とともに、医療機関に対する実効的な支援の推進を図ること」と要請しました。

さらに、医師の働き方改革を実現しつつ、地域の救急医療が確保されるよう、「行政、医療関係者、国民が一体となって、医師不足・医師偏在対策、地域医療構想の推進、医療のかかり方を変えていくための取り組みの推進など、あらゆる医療政策を動員して、総合的に取り組むこと」と訴えました。



（公明新聞　２０１９年３月２８日付より転載）