2019年8月22日

教育と連携し虐待防止―大口副大臣 金沢市児童相談所の取り組み視察

教育と連携し虐待防止―大口副大臣 金沢市児童相談所の取り組み視察

大口善徳厚生労働副大臣は８月２１日、金沢市の児童相談所などを訪れ、中核市における児童虐待防止の取り組みを視察しました。公明党の県・市議会議員が同行しました。

国は６月に成立した児童福祉法等改正法を踏まえ、中核市や特別区への児童相談所の設置など相談体制の強化をめざしています。

同市は２００６年、教育と福祉が連携した総合支援拠点「教育プラザ」内に児童相談所を設置。乳幼児や児童生徒に関する支援や面談を行うとともに、虐待や非行に対応しています。担当者は、「子育て支援から関わることで虐待の早期発見につながり、虐待通告から２４時間以内の安全確認も実現している」と成果を述べました。

視察後、大口氏は、「児童相談所を子育て支援と連携して運営するモデルケースだ。虐待の根絶に向け、課題解決に取り組む」と語りました。



（公明新聞　２０１９年８月２２日付より転載）