遺骨のDNA鑑定など専門家に聞く―党合同会議
党の厚生労働部会(部会長=高木美智代衆議院議員)と死因究明等対策プロジェクトチーム(座長=秋野公造参議院議員)は11月22日、参議院議員会館で合同会議を開き、戦没者遺骨の科学的鑑定を巡って専門家と意見を交わしました。これには、大口善徳衆議院議員も出席しました。
日本法医病理学会の近藤稔和理事長は、適切なDNA鑑定を行うには、遺骨がある現地に専門家が赴いて試料の状態を判断する体制づくりなどが必要だと述べました。防衛医科大学校の染田英利助教は、骨や歯の元素を分析して出身地域や生存年代を推定する「同位体比分析」について説明しました。
(公明新聞 2019年11月23日付より転載)