2020年2月16日

自賠責、保険会社へ周知―脳脊髄液減少症、党対策プロジェクトチームが同席―赤羽国土交通大臣　患者・家族団体の要望に

自賠責、保険会社へ周知―脳脊髄液減少症、党対策プロジェクトチームが同席―赤羽国土交通大臣　患者・家族団体の要望に

赤羽一嘉国土交通大臣は２月１４日、国土交通省で、認定ＮＰＯ法人脳脊髄液減少症患者・家族支援協会の中井宏代表理事らと会い、同症の周知徹底に関する要望を受けました。大口善徳衆議院議員、党脳脊髄液減少症対策ＰＴの山本博司座長（参議院議員）らが同席しました。

席上、中井代表理事は、同症について「交通事故などから発症する事例が多いが、病名の認知度はいまだに低い」と説明。そのため、国土交通省において、啓発や周知を図るためのリーフレットや専門のホームページを作るよう要望しました。

また、交通事故後の自賠責保険の支払いに関し、「自賠責を運営する保険会社の認識不足で打ち切られる事例がある。保険会社に病名を周知徹底してほしい」と訴えました。さらに、自賠責で同症の後遺障害を認定する制度作りも求めました。

赤羽国土交通大臣は、要望に理解を示し、リーフレットやホームページ作りを進めると述べ、保険会社に対しても、さらなる周知徹底を図っていく考えを示しました。


（公明新聞　２０２０年２月１６日付けより転載）