新型コロナの抗体検査巡り意見交換―党合同会議
党の医療等現場におけるICT利活用推進委員会(委員長=輿水恵一前衆議院議員)と厚生労働部会(部会長=高木美智代衆議院議員)、医療制度委員会(委員長=秋野公造参議院議員)は4月2日、参議院議員会館で合同会議を開き、血液を使って新型コロナウイルスの抗体の有無や免疫抗体を短時間で検出する簡易検査キットを巡り、開発したセルスペクト株式会社の岩渕拓也代表取締役と意見交換しました。これには、大口善徳衆議院議員も出席しました。
岩渕氏は、同ウイルスを検出するPCR検査と抗体検査を組み合わせると、陽性的中率が98%程度になるとする海外の論文を紹介し、「国内製造に向けた取り組みを進めている」と述べました。秋野氏は、「幅広く検査が必要になった時に備え、簡易検査の実用化を後押ししたい」と語りました。
(公明新聞 2020年4月4日付けより転載)