2020年6月13日

ネット中傷対策―発信者情報の開示、対象に電話番号を―党プロジェクトチームで東大教授

ネット中傷対策―発信者情報の開示、対象に電話番号を―党プロジェクトチームで東大教授

党「インターネット上の誹謗中傷・人権侵害等の対策検討ＰＴ」（座長＝国重徹衆議院議員）は６月１２日、衆議院第２議員会館で、東京大学大学院の宍戸常寿教授の講演を聞きました。これには、大口善徳衆議院議員も出席しました。

宍戸教授は、匿名投稿者の速やかな特定に向け、被害者がＳＮＳ（会員制交流サイト）運営会社などに請求できる発信者情報の開示対象に電話番号を追加する案を「ぜひ進めるべきだ」と指摘。裁判手続きを経ずに事業者側の任意開示を促すことについては「ＳＮＳ側の基準の明確化や、業界統一の専門的な第三者機関で判断する取り組みが考えられる」との見解を示しました。



（公明新聞　２０２０年６月１３日付けより転載）