2020年7月17日

営農継続へ支援急務―全国農業協同組合中央会（ＪＡ全中）と意見交換―豪雨災害で党農林水産部会

営農継続へ支援急務―全国農業協同組合中央会（ＪＡ全中）と意見交換―豪雨災害で党農林水産部会

記録的な豪雨災害を受け、党農林水産部会（部会長＝谷合正明参議院幹事長）は７月１６日、衆議院第２議員会館で全国農業協同組合中央会（ＪＡ全中）と農林水産省から被害状況を聞くとともに、必要な支援策を巡って意見交換しました。これには、大口善徳衆議院議員も出席しました。

ＪＡ全中の金井健常務理事は、九州や東海地域を中心に田畑の冠水や土砂流入、ハウスの倒壊など深刻な農業被害が発生していると報告。今後、台風などによる二次災害も懸念されることから、「不安の中で復旧に当たっているが、心がなえてしまい、離農を考えている農家もいる」と窮状を吐露し、公費助成など力強い支援を求めました。

谷合部会長らは、「被災された農家の営農継続に向け、しっかり取り組んでいく」と力説。また、農林水産省に対し、迅速に対策を講じるよう要請しました。



（公明新聞　２０２０年７月１７日付より転載）