大口よしの活動記録

アクション 日々の活動から

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2021年3月7日

(東日本大震災10年)「人間の復興」まで闘い続ける―公明、福島で節目の大会―オンラインで全国結ぶ

(東日本大震災10年)「人間の復興」まで闘い続ける―公明、福島で節目の大会―オンラインで全国結ぶ

東日本大震災から10年を迎える3月11日を前に、党は3月6日、「復興創生大会」を開きました。大会は福島県郡山市にメイン会場、岩手県釜石市と宮城県山元町に中継会場を設け、被災3県の全議員が出席。全国の党国会議員、都道府県本部代表らがオンラインで参加しました。東京都新宿区の党本部から出席した山口那津男代表は、「公明党は『大衆とともに』の立党精神で、ネットワークの力をさらに強めながら、誰一人置き去りにすることなく、心の復興、人間の復興を成し遂げるまで闘い続ける覚悟だ」と訴えました。


■寄り添う支援、これからも―山口代表、井上副代表が力説

全ての参加者が復興に駆け抜けた10年に思いをはせ、さらなる被災地の創生に挑む「次の10年」へ誓いを新たにする節目の大会となりました。

あいさつに立った井上義久副代表は、壊滅的な被害に遭った地域で住宅再建やインフラ整備が着実に進んでいることに触れ、「必ず復興するとの強い決意があれば、復興はできると確信した10年だった」と強調。一方で、被災者の心のケアなど残された課題に向け「人間の復興に終わりはないとの決意で、引き続き取り組む」と述べました。

また、防潮堤の整備や土地のかさ上げなど「創造的復興」が進む被災地には、「防災・減災のまちづくりへの知見が集まっている」と力説。全国の公明議員に対し、「被災地に来て、復興した姿を見てもらうとともに、わが地域の防災・減災に役立ててもらいたい」と呼び掛けました。

山口代表は、「1000年に1度の大災害から歯を食いしばって立ち上がり、幾多の風雪を越えながら懸命に闘ってきた東北の皆さまに改めて敬意を表したい」と強調。「公明党はこれからも、多様化する被災者一人一人の悩みと被災地の課題の解決へ全力で取り組む」と力説しました。

また、東北発展の鍵を握る福島の再生へ、一段と力を注ぐと表明。2021年度からの第2期復興・創生期間で「日本の未来を開く創造的復興をめざしていく」と訴えました。

大会では、細田孝子・岩手県釜石市議会議員、桜田誠子・宮城県石巻市議会議員、志賀稔宗・福島県南相馬市議会議員が、各県本部を代表し、発災直後から被災者支援に徹してきた取り組みを報告。岩手県の達増拓也知事、宮城県の村井嘉浩知事、福島県の内堀雅雄知事がメッセージ動画を寄せ、これまでの党の尽力に謝意を述べました。

結びに若松謙維参議院議員が、大会の意義をとどめ、「真の復興である『人間の復興』に向けた新たな10年の闘いは、『大衆とともに』との立党の原点を持つ私たち公明党の揺るぎない使命である」との決意を込めた宣言を読み上げました。

■教訓を次の世代へ―岩手、宮城の議員団、津波伝承施設、遺構を視察

党岩手県本部(代表=小林正信県議会議員)の議員団は6日、同県釜石市の津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」を視察しました。

議員団は、市の推計で162人が犠牲となった「鵜住居地区防災センター」の壁の一部や、事前の防災学習による避難行動で児童生徒の命が守られた「釜石の出来事」に関する展示を見て回りました。参加者は、「災害から住民の命を守るまちづくりを進める」と決意し合いました。

これに先立ち、隣接する追悼施設「祈りのパーク」で犠牲者へ黙とうをささげました。

一方、党宮城県本部(代表=庄子賢一県議会議員)の議員団は同日、同県山元町にある震災遺構・旧中浜小学校を訪れました。

海岸から約400メートルの距離に位置する同校は発災時、高さ10メートルを超える津波に襲われたが、校舎にいた児童ら90人が屋上に避難し、全員無事でした。

一行は、津波の痕跡がある校舎を見学し、当時の校長で避難を指揮した井上剛さん(63)らから“あの日の避難行動”を詳しく聞きました。参加者は「教訓を次の世代へ伝承するとともに、事前防災に取り組みたい」と確認し合いました。



(公明新聞 2021年3月7日付より転載)

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