2021年4月9日

核廃絶へ粘り強く行動―保有国との橋渡し役を推進―「１．５トラック」で党合同会議

核廃絶へ粘り強く行動―保有国との橋渡し役を推進―「１．５トラック」で党合同会議

党核廃絶推進委員会（委員長＝浜田昌良参議院議員）と青年委員会（委員長＝矢倉克夫参議院議員）は４月８日、参議院議員会館で合同会議を開き、先月、オンラインで開催された、核保有国と非保有国の政府関係者らが核軍縮の実質的な進展に向けて議論する「１．５トラック」会合について外務省から報告を受け、議論しました。山口那津男代表、大口善徳衆議院議員らが出席しました。

山口代表は、今年８月に開催が見込まれる核兵器不拡散条約（ＮＰＴ）運用検討会議を成功させる重要性を強調した上で、核廃絶に向けて「粘り強い行動の積み重ねこそ、重い扉を開くことにつながると確信して前進したい」と力説しました。

外務省は、今回の１．５トラック会合について、ＮＰＴ運用検討会議で意義のある成果を達成するための方策を議論したと説明。また、会合参加者からは、核兵器禁止条約を巡る立場の分断を埋めるための努力の必要性や、党が提言した核軍縮・不拡散教育の推進などについて意見が出たと述べました。

浜田委員長は「１．５トラック会合の開催が核保有国と非保有国との橋渡しになることをしっかり発信してほしい」と語りました。



（公明新聞　２０２１年４月９日付より転載）