2021年5月7日

体制強化し接種迅速に―来週から供給本格化で―党対策本部、政府に要請

体制強化し接種迅速に―来週から供給本格化で―党対策本部、政府に要請

党新型コロナウイルスワクチン接種対策本部（本部長＝石井啓一幹事長）は５月６日、衆議院第２議員会館で、来週から本格化するワクチン供給について政府の説明を受け、各自治体で迅速に接種が進むよう、接種体制の強化を要請しました。これには、大口善徳衆議院議員も出席しました。

石井本部長は、７月末に高齢者への接種を終えることを念頭に自治体への配分を示した政府の計画では、５月１０日以降の供給量が大きく増えることに言及し、「配給されるワクチンが、うまく使われるかどうか、という局面に入ってくる」と指摘。党として地方議員と連携しながら、政府や自治体に対し、一日も早い接種へ体制強化を働き掛けていく方針を確認しました。

会合では厚生労働省が、６月末までのワクチンの供給量や時期を示した「基本配分計画」や、接種を担う医療従事者らの確保に向けた支援策などを説明しました。

防衛省は、東京都と大阪府に設置予定の大規模接種センターについて、まずは高齢者を対象に今月２４日の接種開始をめざして準備している状況を報告。出席議員らは、自治体が高齢者への接種に取り組んでいる現状を踏まえ、「現場が混乱しないよう、しっかり検討すべきだ」と訴えました。



（公明新聞　２０２１年５月７日付より転載）