2007年10月1日

「１円以上に領収書」確認―与党ＰＴが初会合―自民党が第三者機関の考え方を説明

自民、公明の与党両党の政治資金の透明化に資するプロジェクトチーム（ＰＴ）は１０月１日、衆院第１議員会館で初会合を開き、政治資金の透明化を進めるための具体的な議論をスタートさせました。
公明党から東順治副代表（党政治改革本部長）、大口善德議員（同事務局長）らが出席しました。
会合では、焦点となっている「政治とカネ」の問題について、自公両党の連立政権合意で「政治資金については、１円以上の全ての支出に領収書等添付を義務付け」と明記されたことを確認。
その後、自民党側が、政治資金の公開をめぐり、同党が提案している「独立した第三者機関」の設置について、全ての支出の明細・領収書などの検査を行い、必要に応じて是正措置を取るなど、基本的な考え方やイメージを説明しました。公明党側は、党内に持ち帰り議論することになりました。
席上、東副代表は「政治とカネの問題は、各政党がお互いの問題として、同じテーブルで議論すべき」とし、与党として民主党など野党に政党間協議を呼び掛けていくべきだと強調しました。