2011年3月16日

浜岡原発―安全対策見直せ―党静岡県本部が中部電力に緊急申し入れ

公明党静岡県本部の大口よしのり代表（衆議院議員）は３月１６日、静岡市にある中部電力静岡支店を訪ね、中部電力浜岡原子力発電所（同県御前崎市）の安全対策を申し入れました。これには、蓮池章平、前林孝一良、早川育子、高田好浩の各県議会議員、同県本部の盛月ひろみ県民運動局次長も同席しました。
大口議員は、東京電力福島第１原子力発電所の深刻な事故を受け、「想定される東海地震で浜岡原発でも同様の被災が起こるのではないかと県民の不安が高まっている」とし、「一番求められているのは正確な情報を分かりやすくタイムリーに提供することだ」と強調。その上で、地震対策強化と万全の津波対策、事故対応マニュアルの全面的見直しなどを強く求めました。
これに対して、岩本雅史副支店長らは、今後の対策として、冷却海水系ポンプ電動機の防水対策や１０メートル超の防波壁の新設などを検討しているとし、「ご指摘を受け止め、対策を講じていく」と答えました。