公明党の「いじめ問題等検討プロジェクトチーム」(池坊保子座長=衆議院議員)は11月14日、参議院議員会館で会合を開き、学校のいじめ対策について文部科学、法務両省などと意見交換しました。これには副座長の大口よしのり議員も出席しました。
法務省は、日常生活における人権問題の相談に応じて解決に導く人権擁護委員の取り組み状況などについて説明。人権擁護委員は法務大臣から委嘱された民間ボランティアで、現在、約1万4000人の委員が全国の市区町村に配置されています。
池坊座長は、「子どもたちが救いを求める場を学校に作ってほしい。子どもたちに人権擁護委員があることを知らせるべきだ」と指摘。法務、文部科学両省が連携して学校側に対し、人権擁護委員を積極的に活用するよう通達すべきだと訴えました。