東日本大震災復興加速化本部(本部長=井上義久幹事長)は6月25日、衆議院第2議員会館で被災地復興の現状について関係省庁から説明を受けました。これには事務局次長を務める大口よしのり議員も出席し、政府側から浜田昌良復興副大臣(公明党)が出席しました。
席上、井上幹事長は、「震災が発生して3年3か月が過ぎたが、いまだ避難生活を余儀なくされている人が大勢いる。一日も早く普通の生活を取り戻さなくてはならない」と述べ、政府を挙げた復興加速を求めました。
復興庁は、自民、公明の与党両党が3回にわたり提言した復興支援策の対応状況を紹介。6月22日に閉幕した通常国会中に進んだ、住宅再建や除染などの取り組みを中心に説明しました。
参加した議員からは、全国に避難している被災者の情報を一元的に把握する「『全国避難者情報システム』がうまく機能していないので、改善を急ぐべき」などの意見が上がりました。