2014年7月28日

特定秘密の適正を確保―党プロジェクトチームで清水弁護士からヒアリング

公明党の特定秘密保護法フォローアップに関するＰＴ（座長＝大口よしのり衆議院議員）は７月２５日午後、衆議院第２議員会館で会合を開き、特定秘密保護法の運用基準策定について議論する有識者会議である「情報保全諮問会議」で了承された運用基準と政令の素案について、同諮問会議のメンバーである弁護士の清水勉氏からヒアリングを行いました。この会合には、漆原良夫国対委員長、魚住裕一郎参議院議員団長、谷合正明参議院議院運営委員会理事、矢倉克夫参議院議員が出席しました。

清水氏からは、特定秘密保護法と公文書管理法や情報公開法との関係、運用基準における秘密指定、有効期間、指定解除等についての考え方について説明があり、さらに特定秘密の指定や解除などの適正を確保するための重層的な仕組みとして、内閣に内閣保全監視委員会を、内閣府に独立公文書管理監と情報保全観察室（いずれも仮称）を設置することなどについて言及がありました。

現在、政府では、特定秘密保護法の運用基準と政令の素案についてパブリックコメント（意見公募）を８月２４日まで実施しています。