超党派の日本宇宙議員連盟は8月5日午前、参議院議員会館内で総会を開き、日本人で初めて国際宇宙ステーションの船長を務めた若田光一宇宙飛行士を招き、宇宙滞在の体験を交え、話を伺いました。これには、同議連のメンバーである大口よしのり衆議院議員も参加しました。
若田浩一宇宙飛行士は、日本人初の国際宇宙ステーション(ISS)の船長を務め、そのほか日本人最多の4回の宇宙飛行回数、188日の連続宇宙滞在、348日の累積宇宙滞在の記録を持っています。
若田船長は、「和の心」を信条に、アメリカ人やロシア人からなる5人のクルーをまとめ、ライフサイエンス、宇宙医学、材料工学などの様々な宇宙実験を実施。そのほか超小型衛星の放出や超高精細(4K)カメラでの宇宙初の撮影等を行うなど、大きな成果をあげました。
若田光一宇宙飛行士は、ロケット技術をはじめ宇宙で使用するカメラなど日本の技術力はいまや宇宙開発に欠かせないとし、宇宙議連の今後の支援に期待を寄せました。