2016年5月20日

成年後見制度利用促進２法の成立報告会に出席―法案提出者として大口議員が挨拶

大口よしのり議員は５月１９日夜、成年後見制度利用促進関連２法が成立したことを受けて都内で開かれた報告会に来賓として招かれ、挨拶しました。

挨拶の中で大口議員は、「親族がいない、お金がない方の権利が擁護されるよう、５年以上取り組んで来ました。法律が施行され、内閣府に総理を会長とする成年後見利用促進会議と優れた識見を有する１０人の委員からなる成年後見利用促進委員会が設置され、２年以内に基本計画を策定し、３年以内に必要な法制上の措置を講ずることになります。これからが大事であり、認知症、知的障害その他の精神上の障害によって判断能力が不十分なため成年後見制度を利用される方が、基本的人権を享有する個人としての尊厳が重んぜられ、その尊厳にふさわしい生活が保障され、意思決定支援が適切に行われ、自発的意思が尊重されるよう、しっかり施行状況をチェック・フォローしていきます」と成年後見制度の適切な利用の重要性を強調しました。

報告会では主催者の公益社団法人成年後見センター・リーガルサポートの多田宏治理事長をはじめ日本司法書士会連合会の三河尻和夫会長、日本司法書士政治連盟の田嶋規由会長、日本成年後見法学会の新井誠理事長から成立を高く評価し歓迎するという挨拶がありました。