2017年8月10日

コメの価格安定が重要―党農林水産部会―減反廃止でＪＡ全中と議論

コメの価格安定が重要―党農林水産部会―減反廃止でＪＡ全中と議論

公明党農林水産部会（部会長＝稲津久衆議院議員）は８月９日、衆議院第１議員会館で、２０１８年産からのコメ政策見直しについて、全国農業協同組合中央会（ＪＡ全中）と意見を交わしました。これには、大口よしのり国会対策委員長も出席しました。

２０１８年産米からは、国の生産調整（減反）が廃止され、国が策定する需給見通しを踏まえ、生産者らが需要に応じたコメ生産を行うことが求められます。

ＪＡ全中側は、「コメの価格安定が必要」と強調。過剰生産で価格が過度に低下しないよう「関係団体が一体となって取り組むための全国組織設置を急ぐ必要がある」と指摘しました。米価下落時に農家の収入を補う収入減少影響緩和対策（ナラシ対策）の実施も訴えました。

出席議員は、コメ政策の見直しで混乱が生じないよう「しっかりと取り組む」と応じました。