2019年9月4日

地域と共生する施設へ―沖縄で大口副大臣―ハンセン病療養所を訪問

地域と共生する施設へ―沖縄で大口副大臣―ハンセン病療養所を訪問

大口善徳厚生労働副大臣は９月３日、沖縄県名護市屋我地島の国立ハンセン病療養所を訪れ、入所者らと懇談しました。地元議員が同行しました。

大口氏は野村謙園長の案内で施設内を見学。関係者との意見交換では、金城雅春自治会長が「祭りなど近隣住民との交流行事が定着し、ハンセン病への理解が広がっている」と語りました。

また、市が今年３月に策定した基本計画に基づき、建設予定となっている第２センターの説明を受けた大口氏は、「地域との共生が進み、入所者らが癒される施設整備を後押しする」と述べました。

同園訪問に先立ち、大口氏は糸満市の平和祈念公園を訪れ、沖縄戦没者墓苑に献花。隣接する戦没者遺骨収集情報センターでは、戦没者の遺骨を保管する仮安置所の増設などについて関係者から要請を受けました。



（公明新聞　２０１９年９月４日付より転載）