2019年9月5日

てんかん新薬 承認早く―大口副大臣に患者家族会など―大麻成分含むが難治性に有効

てんかん新薬 承認早く―大口副大臣に患者家族会など―大麻成分含むが難治性に有効

大口善徳厚生労働副大臣は９月５日、厚生労働省でドラベ症候群患者家族会（会長＝黒岩ルビー氏）など４団体から、難治性てんかんに有効とされる大麻成分含有治療役の早期承認を求める要請を受けました。大口副大臣は、国内での臨床試験は可能との認識を示した上で、「大麻取締法や国際的な議論の動向を踏まえ、対応を検討したい」と述べました。

黒岩会長らは、大麻成分含有の治療薬について「米国や韓国などでも承認されている」として、早期承認を求めました。

要請には、党てんかん対策推進プロジェクトチームの山本博司座長と横山信一事務局長の両参議院議員が同席しました。



（公明新聞　２０１９年９月５日付より転載）