聴覚障がい者 就労めざす―党プロジェクトチーム 研修行う事業所を訪問
党難聴児・者支援プロジェクトチームの大口善徳座長(衆議院議員)らは10月23日、東京都千代田区の就労移行支援事業所「aatGPいそひと・リンクビー大手町」を訪れ、聴覚障がいのある人向けの就労支援の取り組みを視察しました。
同事業所は障がい者向けの就労支援事業を展開する民間企業が運営。ろうや難聴、中途失聴など、聴覚障がい者が自らの聞こえづらさを理解し、健聴者との必要なコミュニケーションが取れるよう実践的な研修などを提供しています。
大口座長らは、職業トレーニングの様子を見学し、話した言葉をリアルタイムで画面上に文字表示する音声認識ツール「UDトーク」など、さまざまなコミュニケーション手段について説明を受けました。高橋杏奈施設長は、「手話に限らない第2のコミュニケーション手段を身に付けてもらえるよう取り組んでいる」と話しました。
(公明新聞 2019年10月25日付より転載)