難民申請者、施設へ収容しない制度に―党プロジェクトチームに団体
党難民政策プロジェクトチーム(PT、座長=谷合正明参議院幹事長)は2月5日、衆議院第2議員会館で、認定NPO法人難民支援協会の石川えり代表理事から、難民申請者を保護するための取り組みに関して意見を聞きました。これには、大口善徳衆議院議員も出席しました。
石川氏は、難民申請者が出入国在留管理庁の外国人収容施設に収容されることがある現状に触れ、「出身国での迫害を逃れてきた人にとって、収容による身体・精神的影響は大きい」と指摘しました。
その上で、一時的に収容を停止する仮放免制度などを活用し、収容されない制度の構築を提案しました。
(公明新聞 2020年2月6日付けより転載)