2020年9月9日

台風１０号　“次への備え”万全に―避難所対応の検証急げ―党対策本部、政府に要請

台風１０号　“次への備え”万全に―避難所対応の検証急げ―党対策本部、政府に要請

党「令和２年台風１０号」災害対策本部（本部長＝石井啓一幹事長代行）は９月８日、衆議院第２議員会館で、政府側から被害状況について報告を受けるとともに、本格化する台風シーズンに備え、新型コロナウイルス禍での避難所対応などに万全を期すよう訴えました。

席上、内閣府側は、コロナ対策で定員を減らした避難所で満員となるケースが相次いだことに言及。「次の台風に備えるため、避難所運営の留意点を整理して全国の市町村に周知したい」と述べました。九州・中国・四国地方で発生した停電について経済産業省側は、「島しょ部の一部などを除き、９日中の復旧をめざしている」と報告しました。

出席議員は、避難所運営の課題検証を早急に進めることや、気象庁の記者会見時に聴覚障がい者向けの手話通訳や字幕などの対応を強化するよう要請しました。



（公明新聞　２０２０年９月９日付より転載）