教員の性暴力許さず―子ども守る法整備進める―与党ワーキングチームが初会合
自民、公明両党の「与党わいせつ教員根絶立法検討ワーキングチーム(WT)」は3月1日、衆議院第2議員会館で初会合を開き、教員による子どもたちへの性暴力に関して、加害教員の復帰を防ぐ方策などを巡り議論を始めました。党から同WTの浮島智子座長(衆議院議員)、大口善徳衆議院議員らも参加しました。今後、具体的な検討作業に着手し、今国会に関連法案提出をめざすことを確認しました。
加害教員の復帰に関しては、わいせつ行為などで懲戒免職処分を受ければ教員免許が失効するものの、3年経過すれば再取得できるという現状があります。
席上、浮島座長は、加害教員について「二度と教壇に立ってはならない」と強調。党からも提起して、与党として同WTを立ち上げ、議員立法での法整備を検討することになった経緯に触れ、「子どもたちを守るため、一丸となって議論したい」と述べました。
(公明新聞 2021年3月2日付より転載)